歴史は繰り返す。服飾も?
ことわざに「歴史は繰り返す」というものがあります。
これは、人間の本質は変わらないので過去にあったことはまた起こるという意味。
生きていると、様々な場面で繰り返すような場面に遭遇するのではないでしょうか。
では、身近な服飾関係だとどうでしょうか?
日本に洋服が伝わったのは、歴史は古く戦国時代から。
宣教師などが、ポルトガルから布教のために伝来した、という歴史は学校で学んだと思います。
ですが、まだ一部の武将が着用するなどにとどまっていて、一般に広く普及しだしたのは戦後。
実は普段みなさんが洋服を着るようになってからの歴史は浅いんです。
その短い歴史の中でも、様々な流行が生まれては消えていきました。
古いものですと真知子巻き・パンタロン等。
ところが、昔に流行ったものが後年になって再度ブームになるという事も起きています。
たとえば60年代に流行したミニスカートは、その後70年頃には収束しますが
80年代に入り再度ブームを巻き起こします。
他にも90年代に流行したアイテムが2014年にも流行の兆しを見せていたり。
服飾の技術や時代背景によって、完全に繰り返しているとは言い難いかもしれませんが
それでも簡単に見ていくと「歴史は繰り返す、もちろん服飾も」といってもいいかもしれませんね。
最先端をいきたい、という人は昔のファッションについても研究してみるともしかしたら
誰よりも早く流行をつかむことができるかもしれません。