‘衣類の保管方法’ カテゴリー
ニットを長く着るためには
寒くなってきた季節、暖かくなる服装も準備しはじめていることと思います。
ニット製品などは気軽にはおれるものもおおいのではないでしょうか?
お気に入りのものは何度も着る方も多いでしょう。
しかし、着方によっては余計なダメージを与えてしまうことになるので注意が必要です。
まずは着る時はなるべく汚さないことは重要。
特に手荷物によって引っかけてしまうことが多いので、気をつけたいですね。
案外手荷物とニットが摩擦を起こしてしまうこともあるようです。
ふんわりとしたニットがペチャンコにならない様にしたいですね。
ニットは特に洗濯やクリーニングは必要最低限にして余計なダメージを少なくしたいもの。
そのためには着用後はブラッシングをして衣類についたほこりなどは払い落しましょう。
ブラッシングは衿、肩、袖、前身頃、後身頃の順で行い、生地の目に沿ってやりましょう。
日ごろからまめに手入れをしていれば、洗濯やクリーニングは少なくて済みます。
また、服はきていると湿気を吸収しますから、毎日着るのではなく、2-3日に一度にしておきましょう。
保管方法はたたむ場合には形を意識してギュッとならない様にしましょう。
ハンガーも衣類にあわせて選び、湿度を考えて通気性の良い場所を選びましょう。
虫干しをしましょう。
湿気がひどかった梅雨後はからっと晴れた夏の日に虫干しするのがおすすめです。
夏でかなり暑くてからっとした天気の時は、虫干しにおすすめですよ。
今年の夏は天気の日が続く地域と、ゲリラ豪雨に悩ませる地域が両極端になったののではないでしょうか。
夏の晴れた日は無視ボスにおすすめですが、雨の降った翌日はやめておきましょう。
からっとしているようでいて、まだ水蒸気が残っているものです。
晴天が続いた日に行うのがいいでしょう。
虫干しは衣類を長持ちさせるためにとても大事な方法ですが、なかななやりずらいことも。
そんな時はお手軽ですが、ただクローゼットや引き出しを開けておくだけでもかなり違います。
お昼ごろから午後の2-3時ごろがおすすめの時間帯です。
服・衣類が入ったケースを開け、窓を全開にしておきましょう。
少しでも湿度を下げることが出来れば目的は達成です。
実は夏だけでなく、からっとした日が続く秋も虫干しに適した季節です。
気温が高いわけではあまりないのですが、湿度が低いので丁度いいのです。
とはいえ、地域によっては湿度が高い場合もありますので湿度計を見てみるといいでしょう。
湿度が80%台だとかなり湿度が高い状態です。
50%以下の時をねらってやってみるといいでしょう。
衣類の変色を防ぐ
夏に白いシャツを着ていると、まっ白さが快く感じる人もいるのでは。
しかしこの暑い中外に出ていると、脇から汗を出して濡れたようにしている人もいるでしょう。
汗は身体を冷やすための反応ですから、汗をかかないようにするために外ではむずかしいもの、こまめに選択して汗を衣類に残さないことが大切です。
ここで問題となるのがクリーニングです。
ワイシャツを真っ白な状態できるためにドライクリーニングをしている方も多いのでは。
ドライクリーニングで注意しておきたいのは、汗しみです。
実はドライクリーニングでは油分の汚れに対しては強いのですが、汗等の汚れにはあまり対応しきれないことが。
なのでドライクリーニングをして衣類をおいておいたら、汗じみが抜けていなくて変色してしまったということも。
汗じみが気になる場合にはクリーニング店ではウェットクリーニングも話しておくといいかもしれません。
ウェットクリーニングは費用がましますが、変色されるよりはいいでしょう。
それにさらにきになるさいにはシミ抜き等も注文してみるとキレイの取れることでしょう。
クリーニングで汗じみは取れない?
汗をかくのは夏だから仕方が無い部分ありますよね。
どうしたら汗をかかずに済むかと考えたら、やはり涼しいところにいるのが一番なのですが、外出するとそうはいきません。
外に出ると額から脇から汗が出て、服にシミを作ってしまうことが多いでしょう。
かえってきた時には服に汗のにおいがしてビックリすることもあるのではないでしょうか。
シミになってしまったらとても残念ですから、お洗濯もフル回転するのでは。
人によってはシミのついた服をクリーニングしてもらったのにキレイにならなかったという人がいます。
よく勘違いをされるのですが、クリーニングに出したからと言ってシミがすべて消えるわけではありません。
シミ抜きはクリーニングと工程が異なるからなのです。
シミ抜きをする順序は油性の汚れから水性の汚れ、たんぱく質の汚れ、色素、中和という流れになりますから、シミ部分を集中的に落としていくわけです。
ちなみに汗は複合的な汚れですから、汗じみを落としたいときはクリーニングだけでなく、シミ抜きをしてもらうことが確実です。
夏のきれいな白いワイシャツ、白いTシャツ、白のカーディガン、とてもさわやかですが、汗じみ一つでイメージが幻滅してしまいます。
衣類のお洗濯についてわからなくなったら、ネットで調べてみるといいですし、専門の方に聞いてみるといいかもしれませんね。
梅雨の衣類保存法
梅雨の時期になりました。
そろそろ夏服と入れ替えなけれなならない季節でもあります。
梅雨で一番心配なのは何と言ってもカビです。
部屋に置いておくだけでもカビてしまう場合があるので注意です。
例えばフローリングの床にそのまま衣類をおいていたりはしませんか?
床に接しているところ、特に低い位置にある床は湿度も高くホコリが積もりやすく、カビが繁殖しやすい位置にあります。
こんなところに洗ったばかりの服をおいたらどうなるでしょうか?
折角洗った服も汚いカビに覆われてしまいます。
床に脱いだばかりの服が置きっぱなしだとどうなるでしょうか?
汗を吸いこんだ服はほおっておくとカビてしまうことになるでしょう。
梅雨の時期の衣類の扱いは何と言っても清潔さを保ち、湿気に注意をすることです。
生乾きのまま衣類をしまうようなことはないようにしましょう。
洗濯をして清潔になったと思ったのに、乾ききっていないためにカビが生えやすい状況を作りかねないのです。
また、乾いた衣類を収納しても、通気性が悪いとカビやすい環境になります。
天気が良い日にはクローゼット等を開けて換気をするようにするといいでしょう。湿度に弱い衣類はタンスでも上の方にして、湿気に強い綿やポリエステルは下の方において収納を上手に使い分けましょう。
衣類のカビ・湿度対策
冬に大掃除できていなかった部分を春に見てみたら、カビが凄いことになっていました。
壁際は冬には結露が多かったこともあり、隠れているところがカビだらけになっていたんです。
冬の間でも暖かい室内はカビが生えやすいんですね。
近くにあったタンスもなんだかカビているような気がして、衣類の保管に不安になってしまいます。
春になったら、一度湿気取りをして衣類をカビから守る必要がありますね。
衣類がカビ内容にするために必要なことを紹介します。
①清潔であること
衣類が汚れていると、汚れを栄養としてカビが生えてきますから、洗濯をしてから収納するようにしましょう。
②衣類を詰め過ぎない
収納部分が少ないと、衣類を出来るだけ詰め込んでぎゅうぎゅうにしてしまいがち。
すると、通気性が悪くなり、湿気がこもりやすくなりますから、収納ケースは満杯に入れず、8分位にとどめておくといいでしょう。
③素材によって収納を分ける
タンスなどに収納する際、上と下、どの位置が湿気が少ないでしょうか?
湿気は下の方にこもる性質がありますから、タンスの下の方は湿度に強い素材を入れるのが良いでしょう。
湿度に強い素材としては、綿・麻、弱い素材としてはシルクやウール、カシミヤ等です。
ウールの混紡や合成繊維等はその中間と考えるとタンスの整理もしやすくなりますね。